ブルボンキーホルダーとは


ブルボンキーホルダーとは、20世紀の後半ごろにフランスのブルボン社が作っていたキーホルダーのことです。ブルボン社というのはキーホルダーのメーカーとして有名なものです。

フランスではその頃、いろんな商品の販売促進グッズとしてキーホルダーが作られることが多く、フレンチキーホルダーとして当時から有名なものでした。
そういった企業にキーホルダーを作って納品していた会社のひとつがブルボン社というわけです。

元々フレンチキーホルダーは販促グッズなので無料で配られていたものですが、ブルボンキーホルダーは特につくりが精巧であり、質感やデザインなどを見ても、とても無料でもらえたものとは思えないほどのものもたくさんあります。
最近の販促グッズというと世相を反映してか、いかにも安いつくりのものが多いですが、ブルボン社のキーホルダーを見ると、本当に学ぶべきことがたくさんあると思います。

ブルボンキーホルダーはその種類も多く、企業の販促グッズということでデザインのバリエーションも豊富です。ブルボンキーホルダーは、ものによっては、製作数が少なく希少価値のあるものも多く、その魅力にみせられた人たちは徐々に増えて、今ではブルボンキーホルダーのコレクターは世界中に広がりを見せているほどなのです。

ブルボンキーホルダーを見たことがある人は、それが無料で配られていたなんて信じられない人も多いようです。ブルボンキーホルダーは、それぐらいきれいなデザインであり、しっかりとした質感なんですね。

しかもただ単に企業のイメージマークや商品の絵というわけではなく、透明なケースの中には数々のギミックが隠されていたりもします。自動車メーカーのキーホルダーなら自動車のタイヤが回るとか、ビールメーカーなら、キーホルダーを動かすとビールの泡が動いたり。そんな遊び心あふれるデザインが、フランスの職人の技によってキーホルダーというかたちに集約されたのがブルボンキーホルダーの魅力といえるのではないでしょうか。

日本でブルボンキーホルダーに関する本が出版されています。ひみつのブルボンキーホルダー Les Porte-cles Bourbon がそれです。立体イラストレーターの森井ユカさんが、アンティークキーホルダーとしてのブルボンキーホルダーの魅力に迫った本で、ご自身のコレクションも公開されています。ビンテージキーホルダーの収集家ならぜひ読んでみることをオススメしますよ。
ブルボン社は今ではキーホルダーの製作を止めてしまいましたが、全世界のブルボンキーホルダー収集家のコレクション活動はこれからも途絶えることはないでしょう。