教師のメンタルヘルス対策


教師に対するメンタルヘルス対策が必要かとのある調査によると、教育委員会のほぼ100%が感じている結果が出ました。
それに対して、教師へのメンタルヘルス対策が十分になされている、と回答した教育委員会は1%に満たないことがわかりました。
教師のメンタルヘルスが問題だと認識されているのに、まったく対策は採られていないという現状が明らかになりました。

また、教師へのアンケートでも約半数の教師が、「普段の仕事でどの程度つかれるか」という質問に対し、「とても疲れる」と答えています。
これは一般企業に勤める人の約3倍の割合になるそうです。

こうした教師のメンタルヘルスに関して、何ら対策が講じられない原因はどこにあるのでしょうか。
一般的に「心の病」というものが、社会的にまだ十分に許容されていない実情も、ひとつの原因と考えられるでしょう。
まして子どもを教育する立場にある教師は、「心」も立派でなくてはならない、「心」の弱い部分を見せられないという固定観念もあるのかもしれません。

いずれにせよ、最近は教師の精神性疾患による休職がますます増加する中、教師のメンタルヘルスについての対策が何もなされていないというのは、いかにも時代遅れであるとしか言えません。
自分の大切な子どもを教育する立場にある先生だからこそ、その先生には心が健全であってほしいのは当然です。

こうして考えると、もはや教師のメンタルヘルスについては社会全体で対策を練らなくてはならないと言えるでしょう。